ブックオフ売却


このディールを決めたファンドはやれやれだろう。


完全に峠を越えたブックオフの引き受け手はもはやここしかないというパックマン大日本印刷。

さすがのパックマンも多少躊躇したのか、連合軍での取得になっているが・・・

中古本大手を傘下におさめても、消費者が他を支持してしまえば同じこと。


DNPも2年後あたりは・・・



マネー資本主義 第1回
“暴走”はなぜ止められなかったのか
~アメリカ投資銀行の興亡~



元ソロモンブラザーズ会長のグッドフレンドをはじめとする米投資銀行会の大物のインタビューも

交えたなかなか見ごたえのあるドキュメンタリーでした。


「社会の黒子たれ」


金言は普遍的な価値を有しているからこそ金言でありえるのである。


違う言い方をすれば、どんなに強大な力を得たと思いこんでいても所詮は世の中に生かされている

存在以上にはなりえないのであると。


食いぶちが増えることを見込んでSOX法のマネした

監査業界もいずれしっぺ返しを受ける時が来るのではないだろうか?


IPOが激減しているのは、金融市場の影響ももちろん大きいが

上場コストの増大、内部統制監査への対応に辟易している影響も大きいんじゃないか?


すでにしっぺ返しは始まっているのかも。



ヤフーがGyaoを子会社化

USEN事実上の白旗と思われる・・・

シナジー効果をどう見積もっているんだろうか?

5億3千万はこれまでかけたコストを考えれば

大バーゼンセールなんだろうが・・・

ヤフーは何故買っちゃったんだろ?

この程度は痛くもかゆくもないということか^^;



おひさしぶりの更新でございます。


inakenちゃんと元気にやっております。

生存確認でございます。(^-^)/


自分のブログを更新しなくなると一部のブログを除いては

これまで読んでいたブログすら読まなくなってしまい、

気づけば昔大好きで勉強させていただいたブログが

途絶えていたりと・・・寂しい思いもしますね。。。


お前も途絶えてるじゃねぇかと怒られそうなので

不定期ではありますが時々は更新したいと思いますw


p.s.そういえばカニコロも食ってねぇなぁ、最近ww




かつてお世話になったこともある日本ジャンボーがMBOで市場から引き揚げるそう。


公開買付に関する賛同表明に関するお知らせ



TOB価格は時価の倍ということもあり、昨日はお祭り騒ぎ。


MBOの事例として備忘録残します。

なかなか気配りしていますw



1.TOB価格決定にあたっては、①TOBを決議した前営業日の終値、②同日までの一か月平均、

③同三か月平均、④同六か月平均を考慮して決定

2.独立した第三者による株式価値算定(市場株価法&DCF)

3.法定最短買付期間20日間をうわまわる30日間の買付期間

4.すべての株式を取得できなかった場合の備え(TOB実施後、普通株式を全部取得条項付株式に変更(定款))



プレミアムもほとんどつけずとるもんだけ取ってとっとと出て行ったどこかのMBOとは

ちょっと違うww


破裂っぷりすごいですな^^;


そういえば近所の超高級賃貸マンションの「礼金ゼロキャンペーン」なるチラシがポストに入ってたw

末期的ですね。。。


たとえばJ-REIT、私募不動産ファンドの運営を手がけるパシフィックホールディングスを例にとると

7/25終値ベースでの時価総額は151億円。それに対してH20/5末現在の純資産合計金額は580億円w

PBR0.26ww


市場からは「実質債務超過なんじゃないの?」と見られているということなんでしょう。

H20/5中間末のBS資産サイドを見てみますと、2,430億円の販売用不動産勘定が

嫌でも目につくわけです。

昨今の不動産市況の噂を少しでも考えて評価損を織り込むとすれば・・・まぁそりゃそうだよね

という結論になるんでしょうね。。。


H20/5末時点の有利子負債残高が2,879億円。

資産サイドは評価損はあっても益はないでしょうから

販売用不動産が仮に簿価で処分できたとしてもまだ

借金すべて返すことの出来ない状況にあるわけで・・・


こんなファンダ見てしまうとどんなにチャート上どんなに割安に映っても手を出す気は

しませんが。。。

少なくとも株式は手出し無用。

いっぽうで不動産そのものは・・・虎視眈眈と狙ってるヤツは少なからずいそうですな。。。